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LIFE休刊と報道写真(家)の凋落

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1972年に週刊誌としてのLIFEは休刊する。スクープを追い求めすぎた事の失敗といってもいい。このことは、報道写真の凋落であり、かつ、報道写真家の凋落でもある。

LIFE休刊と報道写真(家)の凋落

1972年に週刊誌としてのLIFEは休刊する(なお1978年には月刊誌として復刊するも2000年には再休刊)。TVというメディアがグラフ誌の必要性(速報性など)や魅力を奪い尽くしたという事が、一般にはその原因といわれているが、別な側面からみると、スクープを追い求めすぎた事の失敗といってもいい。読者が刺激に飽きたのか、刺激に嫌気がさしたのか、その両方なのかは明確ではない。いずれにしろ、報道写真の凋落であり、かつ、報道写真家の凋落でもある。

そのような中で、世界各地の生身の人間を撮影しつづけるセバスチャン・サルガドの写真作品は突出しており、今後の報道写真の方向性の1つを指し示しているといえるかも知れない。彼の視線は冷静であり、理想に燃えた熱気は感じられない。

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