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報道写真の用語

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報道写真の用語、フォトジャーナリズム、ドキュメンタリーフォト、フォト・ルポルタージュ、フォト・エッセイについて掲載しています。

報道写真の用語

日本語の「報道写真」にあたるような使い方をされている外国語はいくつかあるが、主たる用語は、おおむね、次のような使い分けがなされている。

フォトジャーナリズム(フォトジャーナリスト) (photojournalism)

「報道写真」にあたる最も一般的な用語であるが、むしろ、新聞や雑誌などに掲載される、ある事実の瞬間を捕らえた、ニュース性(事件性・スクープ性)のある1枚ものの写真を意味する事が多い。なお、報道写真家にあたる言葉は、フォトジャーナリストである。又、「ジャーナリズムフォト」とはいわない。

ドキュメンタリーフォト・フォトドキュメンタリー

フォトジャーナリズムに比べて、ある程度の枚数の写真によって、ある種のストーリーを語らせるような、作品を意味する事が多い。ニュース性(事件性・スクープ性)がある場合も、ない場合もある。ある種の主張を含んでいる場合も、淡々と事実のみを伝える場合もある。

フォト・ルポルタージュ、ルポルタージュ・フォト

そもそも「報道写真」という日本語は、この「フォト・ルポルタージュ」が分かりにくいと写真家の名取洋之助に言われて、写真評論家の伊奈信男が作った訳語である。「ドキュメンタリーフォト・フォトドキュメンタリー」と近い意味もあるが、より、現地報告的な色彩(記録性)が強い作品(探訪記のようなもの)を意味する。ニュース性(事件性・スクープ性)はうすまり、一方で、主張よりも事実を前面に押し出す傾向が強いかもしれない。

フォト・エッセイ (photo essay)

「ドキュメンタリーフォト・フォトドキュメンタリー」 を、より厚く、深くしたような作品を意味する事が多い。したがって、事件性が欠ける事が多く、むしろ、社会的な問題を浮き彫りにしているような作品やある種の主張を含んでいる作品が多いと思われる。写真の枚数も、「ドキュメンタリーフォト・フォトドキュメンタリー」「フォト・ルポルタージュ、ルポルタージュ・フォト」よりも多くなる事が予想され、新聞では、到底対応しきれないと予想される。例えば、Life誌に掲載された、かの「カントリー・ドクター」(ユージン・スミス)は、フォト・エッセイと呼ばれる事が多い。

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